衛星

衛星とは惑星の周りを回っている小天体で月は地球の衛星です。その数は、火星2、木星12、土星10、天王星5、海王星2個で土星はその他に環を持ちます。1966年に土星に新衛星が発見されましたが、軌道は確認されていませんでした。
三天体が空間でどのような運動を示すかという三体問題の研究で、フランスのラグランジュが数学的に証明した正三角形平衡点という解があります。地球、月、もう一つの天体という例で考えてみれば、地球、月を一辺とし、月の軌道面上に位置する正三角形の頂点、月の前後に一点ずつでは、徴小天体が安定な軌道を通ることができます。太陽系内には流星物質のような徴小天体が数多く浮遊し、その一部はこの安定した平衡点に落ちこんで回っており、また人工衛星をこの点に打ち込めば、永久にこの点に止まる安定した衛星となります。アメリカで、この平衡点に、二個の天然衛星、月以外の地球の衛星を発見したと伝えられますが、明るさ、大きさなどは、くわしく伝えられてはいませんでした。

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